治療の流れメリットとはデメリットとは病院の選び方

インプラントの保証期間とは

インプラントの保証期間というのは、歯科医院ごとに設けているものです。
手術後○年以内であれば無料でやり直しができる・半額でやり直しができる、
など手術後のトラブルに対応してくれる期間のことを言います。

保証期間は一般的には10年ということが多いようなのですが、中には20年というところもあるようです。
ただし、保証について大切なことは、その期間だけではなくてどういった場合に保証がされるのかということです。

例えば骨と結合しているインプラント部分の不具合のみが対象なのか、
それとも上にはめている人工歯も対象になるのか、こういったところもしっかりと確認しておきましょう。

期間が長いからというだけで選んでしまうと、いざ使おうと思った時に実は保証の対象外ということもあり得ます。
どのような時に保証がされてどのような時に保証がされないのかは、
もしも分かりづらいようでしたら治療を始める前にきちんと説明をしてもらうようにしましょう。

また、保証期間が何年間あると妥当なのかということについては、
治療の仕方や口の中の状態によって全く違ってきますからなんともいえない部分でもあります。

場合によってはごく短期間のうちに不具合が出てくるということもありますし、
長期間使っていても全く問題が無いということもあります。

インプラントは比較的寿命が長い治療法と言われていますが、その寿命には個人差があります。
日頃のケアの仕方などにもよりますし、元々の口の状態にもよりますし、生活習慣もおおいに関係してきます。
そのため、一概にこれだけの保証期間があれば安心と言い切ることはできません。

とはいっても、長期間の保証期間があればそれだけ長い間対応してもらうことが可能といえますから、
安心感の高さは増すというように言えるでしょう。

インプラントの保証期間はただ期間の長さを見るだけでなく保証される内容も見る必要があります。
そうして比較検討していくと良いでしょう。