治療の流れメリットとはデメリットとは病院の選び方

インプラントの種類

インプラントと一口に言ってもその種類は様々で、メーカーや仕組み・素材などによって様々な分類をすることができます。

例えば形状で分けるのであれば、
ネジに似た形をしていて現在の主流となっているスクリュータイプ・円筒形で凹凸のないシリンダータイプ・
骨との結合がより強くなるバスケットタイプ・骨の幅が狭い箇所にも使いやすいブレードタイプなどがあります。

材質は基本的にはチタンが使われるていますが、それにもいくつかの種類があります。
アレルギーの心配がほとんどなく骨と同化しやすい純チタン・純チタンよりも強度が強く加工がしやすいチタン合金・
加工しやすく形状記憶に優れているチタン・ニッケル合金が主な素材です。

また、インプラントのシステムは世界の様々な企業が作成していますが、日本で主流になっているのは、
ブローネマルクインプラント・ストローマンインプラント・アストラ・スイスプラスの四つの会社のものです。

このように、インプラントにはたくさんの種類があり色々な方法でそれを分類していくことができます。
そしてもちろんそれぞれに特徴があり、良し悪しがあります。

ですから、一概にどのインプラントが一番良いというふうには言うことができず、
個人個人の口の状態に合わせて一番合うものを選ぶことが必要になってきます。

また、どんどん新しいタイプのインプラントが出てきていますから、
これまでインプラントにしようと考えなかった方の場合でも
インプラントにしようという選択肢が出てくる可能性もおおいにあります。

骨が弱い方や高齢の方の場合にはインプラントは難しいのではないか、と考える方も多いかと思いますが、
そうしたケースであっても対応が可能になる技術も進歩していますので、
インプラントの選び方でどのような方であっても治療ができる可能性が広がってきています。

インプラントの種類は全部で100種類以上もあると言われています。
つまり、その人それぞれの口の状態に合った最適なインプラントを選ぶことができるということです。